複数報道によれば、スエーデンの最高行政裁判所がドローンに対する次のような判決を下しました。
監視許可が付与されない限り、カメラ付きドローンの使用は違法であるとするものです。カメラ付きドローンは「監視カメラ」であると認定し、新ルールのもとでは、カメラ付きドローンは監視カメラとしての資格や許可が必要となるとのことです。犯罪・事故防止のためにカメラ付きドローンは事前に飛行承認を受けなければ飛行させることが出来なくなった。業界団体UASスエ―デンは、この判決により大きな雇用喪失を生ずるとともにドローン市場を後退させる可能性があると反発している。日本では、「個人情報保護法」が施行され、総務省による「ドローンによる撮影映像等インターネット上での取扱に係るガイドライン」も公表されています。①プライバシー侵害のリスク、②肖像権侵害のリスク、③個人情報保護法違反のリスク等に配慮し、飛行させる側の責任として注意したうえでのドローン空撮でなければなりません。