○ドローンの飛行には一定以上のスキルを持った操縦者が必要です。そこで、ドローンを
凧のようにケーブルでコントロールするというアイデアのもと、犬の散歩に使うのに似
た自動巻取り式ケーブルを使えば操縦者の必要をなくせるというコンセプトに基づき
アメリカの某企業が開発したとのニュースが流れました。
このドローンは30センチほどの長さの筒状のケースに収納され、どこへでも持ち歩け
ます。4基のプロペラは柔らかい素材で作られ、プラスチックのガードで囲われている
ので安全性も高いとのことです。スイスとフランスでは、人混みの付近でも飛行させる
許可を得たとのことです。
ケーブルのハンドルには、ドローンの高度やカメラの向きを変えるリモコンボタンがつ
いているので操作には多少の慣れは要するものの、標準的なドローンのコントローラー
に比べれば、操縦は非常に簡単になるということです。

*まず申し上げなければならないのは、このようなドローンが航空法上、日本での飛行許可等
取得できるものかどうかは全く判断できないことです。将来的にアメリカ及び他国で普及し
ていけば日本でも利用されるようになるかもしれません。

ドローンの近況Ⅵ