報道によれば、ドローンの飛行が比較的自由とされるシンガポールで、2015年6月に「公共の安全およびセキュリティに関する無人航空機法案(Unmanned Aircraft Public Safety and Security Bill)」が成立しました。シンガポールでドローンを飛行させるには、シンガポール民間航空局
(CAAS)の許可をとらなければならないとのことです。許可の種類はオペレーター許可(Operator Permit)と活動許可(Activity Permit)に区分されている。
オペレーター許可(Operator Permit)は、ドローン操縦士の能力に関してでありまたドローンの機体に関して審査する。活動許可(Activity Permit)は、ドローンを飛行させる場所、時間、内容、公共の安全を審査する。趣味や研究を目的とし、ドローンの重量が7k以下の場合は飛行許可は不要ですが、重量7kg以上のドローンを飛行させる場合は、オペレーター許可(Operator Permit)と活動許可(Activity Permit)の両方の許可を要します。また商用目的の場合には、重量7kg以下でも両方の許可を要します。その他法案には規制する内容がありますが、許可なく違法にドローンを飛行させると最大で2万シンガポールドルの罰金や1年以下の懲役刑が科されるとのことです。

シンガポールとドローン法案