複数報道によれば、中国のドローンメーカー・DJIや建設機器メーカー・ズームライオンは、農薬散布用のドローンで韓国へ輸出攻勢をかけているとのニュースが流れました。韓国の「政府融資支援対象農業機械」として農薬散布用ドローンを農機として登録すれば、農業関係者は購入価格の80%までの範囲で政府融資を受けられる制度があります。その制度を使えば、もともと中国製ドローンは低価格ですので中国企業にとって有利にビジネスを展開できるとして、韓国市場へ目をむけたのは当然ともいえるものです。もうすでにそれぞれの韓国での輸入元業者等が発売に向けての登録を済ませています。価格は、DJI製品で約200万円、ズームライオン製品で約250万円~450万円とのことです。
政府融資対象機種の審査は、農林畜産食品部が韓国製、外国製の区別なく審査するということです。
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