英国メディアによりますと、英警察の統計で市販されているドローンを使った犯罪、事件、事故が、2015年で425件発生しており、2016年もさらに増加傾向とのことです。窃盗、性犯罪、盗撮、密輸等の様々な反社会的行為に市販のドローンが悪用されている。また、英国で市販されているドローンは、最高時速約112km、飛行高度約3kmまで飛行可能とされる。2015年5月には、英国マンチェスター空港の上空でドローンとボーイング757航空機が15mの距離まで接近するニアミス事件が発生しました。さらに、操縦ミスによる墜落事故も多発しており、またドローンによる隣人トラブルやドローンを撃墜する事件等のドローによる関連トラブルの増加とともに、ドローンの飛行に関して規制を強化すべきとの声が高まってきています。一方でドローンを個人から守るドローン撃退方法もとりざたされており、ビームガン、サイバーライフル、ドローンの検知方法、ドローン捕獲ネット、ドローンを捕獲するドローンの開発、ショットガン、マルウェア等が紹介されています。

ドローンと犯罪