日本国内でドローンのFPVレースを行うには、ドローンに装着されたカメラの映像をゴーグルで受信し、その映像を見ながらドローンを操縦してレースを楽しむというスポーツです。スピードレースだけではなく、飛行演技を競うフリースタイルも楽しまれてきています。
FPVで映像受信するには、カメラ、ビデオ送信機、ビデオ受信機(ゴーグル)が必要です。映像を送受信するには、電波を使います。多くの市販のドローンには、免許不要な周波数の2.4Ghzを利用していますが、FPVで利用する周波数の5.8Ghz帯はアマチュア無線免許が必要です。また、日本国内でFPVレースをするには、無線局開局手続きも必要となります。加えて、技適マークが付いていない無線機は違法になる恐れがあります。
ゴーグルを付けてドローンを操縦することは、「目視外飛行」にあたるため、「改正航空法132条の2」により、飛行承認申請を要します。ただし、「200g(機体本体とバッテリーを含む)未満」「屋内施設の飛行」「ネット(四方や上部が囲われている)内での飛行」は改正航空法の規制の対象外となります。
最近では、屋内施設でのドローンレースの開催が多くなるとともに、「199(Under199g)クラス」のドローンを使ったレースも開催されました。
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