複数報道によれば、2015年7月、アメリカ・カリフォルニア州で行われた「US National Drone Championships」は、賞金総額2万5000ドルのドローンレースで大成功であったとのことです。第2回のドローンレースは、2016年10月にハワイで行われるとのことです。賞金総額は10万ドルとなるそうです。

日本では、海外におけるようなドローンレースを行うには、まずアマチュア無線免許の取得、技適マークの取得等が課題となります。加えて、改正航空法の施行により、例えば人口集中地区が飛行禁止となり事実上ほとんどの都市部では、飛行許可なくドローンを飛ばせなくなりました。また改正航空法の対象外の重量(バッテリーを含む)200g未満のドローンもホビー用でさえも200以上のモノが多く、日本ではドローンを飛ばせる場所が少なく練習が思うようにはできないとのことです。操縦士養成スクールまだ少ないのが現状です。

FPVドローンレースが国内で数多く開催されるためには、投資、企画、パイロットの養成等とともに法整備を待たなければならないかもしれません。

ドローンレースⅢ