各メディアによれば、フランスのドローンメーカーParrot(パロット)は「Mambo」と「SWING」を、中国のドローンメーカーZEROTECH(ゼロテック)は「Dobby」といったミニドローンを発表しました。これらのドローンは、日本の改正航空法による規制の対象外となる重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)200g未満です。飛行許可・承認申請が不要となりますので、その点でも人気が出るかもしれません。しかし改正航空法による「無人機」としての規制は適用されませんが、従来からの航空法99条の2の規制(空港周辺や一定の高度以上の飛行については国土交通大臣の許可等が必要)は適用されます。(無人航空機「ドローン、ラジコン等」の飛行に関するQ&Aより)

(飛行に影響を及ぼすおそれのある行為)
第九十九条の二  何人も、航空交通管制圏、航空交通情報圏、高度変更禁止空域又は航空交通管制区内の特別管制空域における航空機の飛行に影響を及ぼすおそれのあるロケットの打上げその他の行為(物件の設置及び植栽を除く。)で国土交通省令で定めるものをしてはならない。ただし、国土交通大臣が、当該行為について、航空機の飛行に影響を及ぼすおそれがないものであると認め、又は公益上必要やむを得ず、かつ、一時的なものであると認めて許可をした場合は、この限りでない。
 前項の空域以外の空域における航空機の飛行に影響を及ぼすおそれのある行為(物件の設置及び植栽を除く。)で国土交通省令で定めるものをしようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、あらかじめ、その旨を国土交通大臣に通報しなければならない。
他社でも、それぞれ機能や特徴に差はありますがミニドローンと呼べる軽量で高機能でリーズナブルなドローンが多数開発、発表されています。ミニドローン 続々登場