報道によれば、観光庁の消費動向調査で、2016年訪日外国人観光客は2403万人と過去最高となり、消費総額も3兆7476億円となったことが明らかになりました。2016年度は、訪日外国人観光客の目的が買物から観光目的へとする傾向が鮮明となってきたとのことです。特に中国人観光客の訪日は637万人にのぼり、消費総額も1兆4754億円になりました。しかし、1人当たりの消費額は18.4%減で爆買いから観光へと消費動向が変化し普通の状況にもどってきたのではないかと思われます。2016年からの中国政府による携行品輸入に関する関税引き上げ、越境EC等によって中国人観光客の日本での買い物が減少したのも原因といわれています。

外国人観光客 買い物から観光へ