複数報道によれば、2015年度の難民認定申請者は、7586人にのぼり難民認定されたのは27人です。2016年度は9月末で、難民認定申請者は7926人でうち難民認定は6人とのことです。国籍別ではネパール、インドネシア、トルコ、ミャンマー、ベトナム等が多数を占めたとのことです。法務省が2010年から難民認定結果待ち外国人に申請後6か月で、風俗業を除き自由に就労できるとしたので「短期滞在」、「技能実習生」、「留学生」、「強制退去を命じられた人」等が在留資格の延長を求めたり、就労目的であったり、母国での迫害を逃れて申請する以外の申請者が急増したものとみられています。難民申請者の急増は、外国人労働者に対するもう一段の配慮が求められているともいえます。

難民認定者の急増