アメリカの魚類野生生物局(FWS)は、モンタナ州に生息するフェレットの保護のため、ドローンを活用する計画をしているとするニュースが流れました。フェレットの主な餌は、あのプレーリードッグだそうです。ところがプレーリードッグは、ネズミやノミが媒介する「山林ペスト」という伝染病によって激減しているとのことです。結果、餌不足によりフェレットが絶滅危惧種とされるようになりました。
今までは生物学者等関係者が、徒歩で、プレーリードッグ保護のため「山林ペスト」のワクチンを塗ったキャンデーを撒いていましたが、非常に効率の悪い作業でした。そこで、FWSはドローンを活用して、ワクチン入りの餌を配布する計画をたてました。これまでの10~20倍の効率でワクチンを配布できるとしています。計画は現時点では未承認とのことですが、野生生物の保護にもドローンが活用されていくであろうとする話題です。
- 投稿タグ
- ドローンとフェレット