複数報道によれば、米連邦航空局(FAA)は、2016年4月20日にカナダの米法人に対して、米国で初めてとなるドローンの夜間飛行を許可したというニュースが流れました。目的は、ビル・屋根の点検のためとのことです。ドローンの夜間飛行の許可に関しては、次の様な厳しい条件が与えられました。
①特別な訓練を受けたパイロットが操縦しなければならない。
②目視の範囲内でのみ飛行が許可される。
③有人機が5000フィート以上でドローンを認知できるよう、衝突防止用の照明の装着をしなければならない。
④飛行の数日前に、FAAへ報告しなければならない。
⑤ドローンには位置・高度情報をパイロットに自動送信する装置の設置の義務化。
⑥技術的な欠陥が見つかった場合には、ドローンを地上に帰還させる。等
FAAは、従来ドローンの夜間飛行には正式な規制の作成後までは、許可しない方針であったので、今回の承認で規制が大幅に緩和されるとの見方が強まっているとのことです。
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