人口推計(平成28年10月1日現在)結果の要約

全国人口

総人口は16万2千人の減少,日本人人口は減少幅が6年連続で拡大

  • 総人口は1億2693万3千人で,前年に比べ16万2千人(0.13%)の減少と6年連続で減少しています。
  • 日本人人口は1億2502万人で,前年に比べ29万9千人(0.24%)の減少となり,減少幅は6年連続で拡大しています。(結果の概要 1~2ページ)

10年連続の自然減少,減少幅は拡大

  • 自然増減は10年連続の自然減少となり,減少幅は拡大しています。
  • 男女別にみると,男性は12年連続,女性は8年連続の自然減少となっています。(結果の概要 2~3ページ)

日本人は6年連続の社会減少,外国人は4年連続の社会増加

  • 社会増減は4年連続の社会増加となっています。
  • 日本人・外国人の別にみると,日本人は2千人の減少で,6年連続の社会減少となっています。外国人は4年連続の社会増加となり,増加幅は拡大しています。(結果の概要 2~3ページ)

表1 男女別人口の推移(平成14年~28年)

図1 総人口の人口増加数及び人口増減率の推移(昭和25年~平成28年)

65歳以上人口の割合は上昇が続き,初めて27%を超える

  • 15歳未満人口は1578万人で,前年に比べ16万5千人の減少となり,割合は12.4%で過去最低となっています。
  • 15~64歳人口は7656万2千人で,前年に比べ72万人の減少となり,割合は60.3%で平成4年(69.8%)以降,低下を続けています。
  • 65歳以上人口は3459万1千人で,前年に比べ72万3千人の増加となり,割合は27.3%と初めて27%を超え,過去最高となっています。
  • 75歳以上人口は1690万8千人で,前年に比べ58万6千人の増加となり,平成27年に引き続き,15歳未満人口を上回っています。(結果の概要 4~5ページ)

図2 我が国の人口ピラミッド(平成28年10月1日現在)

図3 年齢3区分別人口の割合の推移(昭和25年~平成28年)

都道府県別人口

東京都など7都県で人口増加,40道府県で人口減少

  • 人口増減率を都道府県別にみると,増加は7都県となっており,東京都が0.80%と最も高く,次いで沖縄県が0.40%,埼玉県及び愛知県が0.32%などとなっています。
    一方,減少は40道府県となっており,秋田県(-1.30%),青森県(-1.13%),高知県(-1.00%)で,人口減少率が1%を超えています。
  • 前年に比べ,人口増加率の増加幅が拡大したのは埼玉県,愛知県及び福岡県となっており,増加幅が縮小したのは東京都,沖縄県,千葉県及び神奈川県となっています。
    一方,前年に比べ,人口減少率の減少幅が拡大したのは21道府県で,うち熊本県(0.20ポイント)が最も拡大しています。減少幅が縮小したのは秋田県など16府県となっています。

図4 都道府県別人口増減率

表2 都道府県別人口増減率

  • 人口が増加した7都県は全て社会増加となっており,うち東京都,愛知県及び沖縄県は自然増加,埼玉県,千葉県,神奈川県及び福岡県は自然減少となっています。
  • 人口が減少した40道府県は全て自然減少となっており,うち8府県が社会増加,他の32道県で社会減少となっています。前年と比較すると,群馬県,富山県及び京都府は社会減少から社会増加に転じ,岡山県は社会増加から社会減少に転じています。
    (結果の概要 8~9ページ)

図5 都道府県別人口の増減要因(自然増減率及び社会増減率)

表3 人口増減要因別都道府県

沖縄県の65歳以上人口の割合が初めて20%を超える

  • 15歳未満人口の割合が最も高いのは沖縄県(17.2%)となっています。
  • 15~64歳人口の割合が最も高いのは東京都(65.8%)となっています。
  • 65歳以上人口及び75歳以上人口の割合が最も高いのは秋田県(34.7%,18.8%)となっています。
  • 全ての都道府県で65歳以上人口の割合が上昇し,沖縄県の65歳以上人口の割合が初めて20%を超えました。
    (結果の概要 12~13ページ)

表4 都道府県,年齢3区分別人口の割合(各年10月1日現在)

 結果の概要

全国人口

  1. 人口の動向(PDF:208KB)
  2. 年齢別人口(PDF:195KB)

都道府県別人口

  1. 人口の動向(PDF:367KB)
  2. 年齢別人口(PDF:128KB)

統計表

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[注意]  数値は表章単位未満の位で四捨五入しているため,合計の数値と内訳の計は必ずしも一致しません。

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