複数報道によれば、静岡県と神奈川県に本社をおく2社が協業して、2016年7月下旬からPC、スマホ向けに地上から150m上空までの風速情報と降水情報を提供するサービスの試験運用を開始するということです。ドローンは、天候の影響を受けやすく、飛行計画をたてることが大変なうえ、一般的な天気予報ではドローンを飛行させるにはデータが広範囲でありすぎます。加えてドローンが通常飛行する高度150以下の詳細なデータが不足していました。そこで気象庁から提供されるデータをもとに、ドローンに有効な気象情報の提供サービスをおこなうとするもので国内初の試みとのことです。
提供する情報は、①10日単位で予測する「長期計画用気象情報」、②3日単位で予測する「短期計画用気象情報」、③限定地区内での20分単位で予測する「ローカル気象情報」です。

撮影から物流等のドローン事業者向けサービスを予定しているとのことです。

ドローンと気象情報