複数の報道によりますと、アメリカのFAAの指名を受けた委員会が、ドローンの飛行に関して4つのカテゴリーに区分する勧告をしたとのことです。

・250g以下のドローンは、事故等による負傷の可能性が1%以下であることを製造業者が示せば、多数の人の上空を高度制限なく飛行させることができる。

・消費者向けのドローンは、多数の人の上空を飛行させるには、人々の頭上6m以上の高度を維持しながら飛行させ、負傷の危険が少ないことを示さなければならない。

・産業用・商用ドローンを飛行させるには、ヘルメット着用のうえ事故等がおきた場合に、重傷の可能性が最大で30%以下であれば、危険があることを承知している関係者の上空を飛行させることができる。

・コンサート、ニュース取材等のために、多数の人の上空を継続して飛行させる場合には、負傷させる危険度は高いが、問題発生時に飛行範囲を安全に脱出させるための計画をたてておく必要がある。

*具体的な説明は、文書公開によって明らかになっていくとのことです。

ドローン事情インアメリカⅡ